アトンメントのフランシスコ会とは

すべての人を一つにしてください。そうすれば、世はあなたが私をお遣わしになったことを信じるようになります。(ヨハネ17.21)」 この祈りのように、キリスト者の一致を願って、約110年前、アメリカに英国聖公会の司祭と修道女の共同創立者によって、アトンメントのフランシスコ会の男女の修道会が同時に創立されました。 現代英語約では、「アトンメント(atonement)という語は「reconciliation」すなわち「和解」と訳されており「at-one-ment」として語源を探れば「一つにする」あるいは「一致」の意味を持っています。 そして、このアトンメントのフランシスコ会には福音宣教を土台として、次の精神があります。

第一に主・キリストの十字架による神と人との「アトンメント」に対する愛、

第二にキリスト者・教会の「一致」に対する情熱的な心、

第三にフラシスカンであること、

第四にアトンメントの聖母への崇敬です。

創立者
ポール・ワトソン神父
会の創立に対して
 日本でのあゆみ 

司牧

カトリック鶴見教会

1951年4月8日、鶴見教会の献堂式が脇田司教司式の元、行われた。鶴見教会は「聖ヨゼフ」を保護の聖人とし、信徒の間で最初に発足したグループは「聖家族会」であり、現在もその名称が使われている。当時は現在の聖ヨゼフ学園に隣接していたが、1970年9月13日、新しい鶴見教会が現在の地で献堂された。 その他、当会会員が過去に派遣された小教区は、貝塚、新子安、津久井、強羅(箱根)、秦野、菊名、中原、長崎県生月、沖縄県名護、宮古などがある。

教育

聖ヨゼフ学園・聖クララ幼稚園

1953年4月8日、勝野神父を校長に創立された聖ヨゼフ学園は、シャルトル聖パウロ修道女会のシスターの協力により、小学校の1・2学年68人の入学者で開校した。その後、1957年4月には中学校、1960年4月には高等学校が開校し、現在の体制に至っている。校風である「信・望・愛」の精神を受け継いだ卒業生達が、各界で活躍している。

 

1955年4月、貝塚教会の地下室を利用し、カトリック愛児園が開園された。1975年11月には幼稚園として認可され、「聖クララ幼稚園」と名称変更し、現在に至っている。

エキュメニズム

キリスト教一致祈祷週間他

1908年に当会創立者ポール神父によってはじめられた「教会一致祈祷週間(現キリスト教一致祈祷週間)」の祈りを期間中行うことをはじめとし、 鶴見地区での他のキリスト教との合同祈祷会、全国エキュメニズム委員、日本聖公会・ローマカトリック教会合同委員会などに会員を派遣している。

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